ブレーキ装置
1.マスタ・シリンダ,ホイール・シリンダ,
ディスク・キャリパの液漏れの点検
ブレーキ・ペダルを踏んだ力をタイヤに伝えるのがブレーキ液です。
このブレーキ液が外に漏れないようにするためにゴム製の部品が使われています。
このゴム製の部品は、水道の蛇口のパッキンのように繰り返して使用するうちに摩耗し、
やがて液漏れをおこしてブレーキが聴かなくなることがります。
定期的に点検し漏れがあればこのゴム部品を交換する必要があります。
2.ブレーキ・ホース,パイプの漏れ、損傷、取付状態の点検
ブレーキ・ホースおよびパイプは、ブレーキの油圧をタイヤに伝える大切な部品で、
接続部分の漏れ、飛び石による損傷及び取付状態の定期的な点検が必要です。
特に、ホースは丈夫なゴムでできていますが、使用するうちにガスホースのように少しずつ
傷んでいき、最悪の場合、突然破裂してブレーキが効かなくなる恐れがあります。
ホースの痛み具合は外部から判断できないので、安全の面から5〜7年毎の交換を
お勧めいたします。
3.ブレーキ液の量の点検
ブレーキ液の量が減る(リザーバ・タンクの液面が下がる)場合は、液漏れやブレーキ・パッドの
摩耗などが考えられますので、液量がリザーバ・タンクの規定の範囲にあるかを点検します。
また、ブレ−キ液は、長期間使用すると水分を含んできます。
水分を含んだブレ−キ液は、山道の長い下り坂などで頻繁にブレ−キを使用すると
熱で液内に泡が生じてブレ−キが効かなくなることがあります。
従って、ブレ−キ液は定期的に交換する必要があります。
4.ブレーキ・パット,ライニングの摩耗の点検
パッドやライニングはブレ−キをかけるたびに、消しゴムのようにすり減っていき、
ついにはなくなってブレ−キが効かなくなります。
定期的に残りの厚みを点検して、交換時期を把握する事が大切です。
安全確保のために走行距離の多い車や、山、坂での使用が多い車は
お早めに点検する必要があります。
5.パーキング・ブレーキ・レバー(ペダル)の
引きしろ(踏みしろ)の点検
引きしろまたは踏みしろは、パッドやライニングが摩耗するに従って
大きくなります。大きくなりすぎるとパ−キングブレ−キの効きが
悪くなるので、定期的な点検、調整が必要です。
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最終更新日 : 2002/07/31