ステアリング装置・動力伝達装置

1.ハンドルの操作具合の点検

  ハンドルは安全走行に重要な働きをしています。

  ハンドルを回すと、その力はリンク類等を介してタイヤに伝えられます。

  リンク連結部に異常があると、ハンドルの振れ、

  ハンドルの遊び等が発生し、安全走行に支障をきたしますので、

  ステアリング装置各部の定期的な点検が必要です。

2.パワー・ステアリングのオイルの漏れ、量、ベルトの緩み、損傷の点検

  パワステアリングは、エンジンの動力を利用し、

  油圧でハンドル操作を軽くする装置です。

  この油圧を伝えるオイルが漏れて不足するとハンドル操作が

  非常に重くなってしまうので、オイル漏れ、オイル量の定期的な点検が必要です。

  また、油圧を作るポンプを回転させるベルトが走行中に切れると、

  ハンドルが急に重くなり危険ですので、ベルトの緩みや傷み具合を

  定期的に点検する必要があります。

3.ホイール・アライメントの点検

  走行安定性を確保するために、車の四つの車輪は

  それぞれ決められた位置.角度に正しく取り付けられています。

  このことを ホイ−ルアライメントといいます。

  このアライメントが狂うと、真っすぐに走らなかったり、

  ハンドルの戻りが悪くなったり、タイヤが異常摩耗したりしますので、

  計測器による定期的な点検が必要です。

4.クラッチ・ペダルの遊び、切れたときの床板とのすき間の点検

  クラッチはエンジンの回転をトランスミッションにつないだり、

  切り離したりする装置です。長期間使用するうちに

  部品が摩耗してペダルの遊びが小さくなってきます。

  そのまま使用を続けると遊びがなくなりクラッチが滑って

  走行できなくなるので、定期的な点検や調整が必要です。

5.トランスミッション、デファレンシャルのオイルの漏れ、量の点検

  トランスミッションやデファレンシャルはギヤの組み合わせによって

  車をスム−ズに走行させる装置です。

  これらの装置に用いられているオイルが漏れて不足したり、

  オイルの性能が低下したりすると、ギヤの潤滑がうまくできず

  走行中に異音を発したり、最悪の場合はギヤが焼き付いて

  走行できなくなったりすることもありますので、

  オイル漏れ、オイル量を定期的に点検する必要があります。

  また、山道等、登板走行する機械の多いオ−トマチック車には、

  定期的にオイル交換することをお勧めします。

6.ドライブ・シャフトのユニバーサル・ジョイント部の

  ダスト・ブーツの亀裂、損傷の点検

  ドライブシャフトはデファレンシャルから車輪へと

  動力を伝える働きをしています。

  シャフトは複数の自在に動くジョイントで接続されており、

  ジョイント部分には潤滑用のグリスが塗られ、

  ゴム製のダストブ−ツで保護されています。

  このダストブ−ツが破れてゴミや水が入ると、

  ジョイント部分が摩耗して異音を発したり、

  最悪の場合、車が動かなくなったりしますので、

  定期的に亀裂や損傷がないか点検する必要があります。

 

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4.      電気装置.灯火装置.その他

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最終更新日 : 2002/07/31

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